ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

衆院地域こどもデジタル特別委員会の海外派遣でエストニアへ(7日目)

 地こデジ海外派遣30日。エストニアに夜遅く着きました。人口わずか137万人、相撲のバルトの故郷ですが、ほとんど馴染みのない国でした。91年にソ連から独立するまで8世紀にわたり、さまざまな国から支配されてきた歴史。だからこそどの方も、ウクライナへの支援やロシアへの非難を口にしていました。

 

 31日エストニア。ぺースシルム幼稚園。この国では日本でいう保育園と幼稚園の合体型らしく、首都タリンでは公立124、私立22ある。同幼稚園は、1歳半から3歳が4クラス、3〜7歳(小学校入学式は秋なので)8クラス、242名が学ぶ。1歳半までは父母どちらかが育休とっているから。

 

 授業料などは有償だが、最低賃金の2割を超えてはならない。困難世帯は無料。困難世帯の基準収入額におばあちゃん一人も掛け算なので、かなりカバーできる!公立と私立の違いは建築費くらい。教育の中身も、子どもたちが自分で考える、集団、デジタル等々、広くてのびのび、楽しそう。

 

 電子政府アカデミー 政府のデジタル推進を支援、提案などを行うNPO。アナログだと役所に行って書類もらって、と丸一日かかるところをオンラインなら30分でできる、オンラインでできないことは結婚、離婚、と不動産売買だけ、と胸をはる?離婚だけは最後まで残るらしい。

 

 経済通産省サンドラ・サラヴ=タンムス次官補らと懇談。サンドラ氏は私のIDカードを示しながら、デジタル化でできないのは離婚だけ、とキッパリ。仕組みは日本と同じで各省庁のデ-タベースを開く鍵、カード自体には情報が集中しているわけではないので、セキュリティも確保していると。

 

 デジタル先進国エストニア。政府自体がサイバーテロ攻撃されたこともあり真剣。政府に対する国民の信頼があるかなしか。日本でいうマイナポータルで政府機関などが個人の情報を閲覧した印をみることができ、異議申し立てもできる。

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