物流2024年問題について本会議質問。90年の物流ニ法改正で需給調整廃止の規制緩和がされ、トラック事業者の過当競争による賃下げ、長時間労働に。その自覚と反省はあるか?斉藤国交大臣「競争が激しくなり労働条件が厳しくなったのは事実。反面、自由度も高まった」運転手の健康よりも経済優先なのか?
トラック運転手は14年連続過労死一位。来月から適用される上限規制は年960時間となり一般より240時間も長い!いつまでに一般の年720時間になるか?武見厚労大臣「できるだけ早期に一般則にしたい。まずは履行状況をみていく。改善基準告示で休息時間増やした(1時間)など、改善した」
4月から大型トラックの最高速度が80kmから90kmに引き上げられる。業界から要望あっても引き上げなかったのは普通乗用車より死亡事故率が高かったから。その状況は変わったのか?松村国家公安委員長「有識者の検討会で事故も減ったし、実際90kmに近い速度で走ってるから」答えてない(怒)
斉藤国交大臣は、速度規制を引き上げたことについて、効率化に資する一方、ドライバーの緊張度が増し、心理的負荷が高まる懸念はあると答弁。一方、松村国家公安委員長には、今も大型トラックが事故を起こした際の重大性は変わらないと聞いてるのに、前の人と同じ答弁を繰り返す。
【記事・議事録】物流2024年問題について(2024.3.21本会議)
【動画】流通業務効率化及び貨物運送自動車運送事業法改正案について(2024.3.21本会議)
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