11月20日、国土交通委員会の視察が終わってからご一行とお別れし、長野市豊野町の党ボランティアセンターにお邪魔しました。
お話を伺ったのは、自宅が一階まで浸水し、一時体調も壊していた佐藤くに子市議。センターとなった佐藤市議の事務所で、のべ400人のボランティアを指揮した野々村博美市議。そして、泥だらけになりながら災害ゴミと格闘した、滝沢真一市議です。
千曲川が決壊したのに氾濫情報を出さず、避難所から自宅に戻った人がいっぱいいた?!大変なことです。一方で、ゴミは9分類!と硬直した行政を動かし、市民の勝手置き場から自衛隊が処分してくれる「ワン長野」方式へ、などの経験を聞けました。素晴らしい!
聞けば聞くほど、共産党ってすごいな。地元で頑張る議員さんは宝だなと思う。そんな中、ふらっと親子らしい男女が来られました。「引っ越しするんだけど何もなくて。」と。野々村さんらが、「ストーブあるわよ。コンロは?お米も」などと渡すと、「助かりました。来てよかった」と笑顔で帰って行きました!
復旧活動 現地で激励
長野 高橋議員が党センター訪問
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は20日、台風19号災害の復旧や救援活動で奮闘している長野市豊野地区の党ボランティアセンターを訪問し、現地で活動する人々を激励しました。野々村博美、佐藤久美子、滝沢真一の各長野市議が応対しました。
高橋氏は同日、衆院国土交通委員会のメンバーとして長野、上田、東御の各市を回り千曲川の堤防の決壊現場や水没した長野新幹線車両センターなどを視察。その後、豊野のセンターへ駆け付け、見舞いとともに被災地の状況や住民の要望を聞きました。
野々村市議らは「農機具の水没や産業団地の被災により、経済的なダメージも大きい。商工業などへの補助金の支援が必要だと思います」と話しました。
災害ゴミ運搬などのボランティアに取り組む党県勤務員らは、市民から寄せられた困りごとを紹介。リンゴ畑の泥出しをしてきたボランティアは「水につかっていないリンゴを売れないかと相談された」などと話しました。
千曲川の堤防決壊現場を調査してきた高橋氏は、堤防強化や現場の声を踏まえた総合的な治水対策を求めていきたいと述べました。
懇談中にも「引っ越しするんだけど電気回りないですか」と家族連れが訪ねてきました。「ストーブがありますよ、コンロはどうですか」とセンターの中から出してくると、「来てよかった」と喜んで帰っていきました。
(しんぶん赤旗 2019年11月21日付より)