〇新潟・山形地震 被災者負担軽減ぜひ/党国会議員団 省庁に申し入れ
日本共産党国会議員団の山形県沖地震対策本部は24日、山形県沖を震源とする「新潟・山形地震」への対策申し入れを行い、関係各省庁からレクチャーを受けました。
申し入れの内容は▽自治体や被災者個人の負担が大きなものにならないよう応援する▽瓦屋根修理への自治体補助への支援▽道路の改良復旧、市営住宅の建て替えも視野に支援▽風評被害にならないように復興を後押し▽県管理漁港や農業被害への支援▽当面の学校給食の広域的支援と山北学校給食共同調理場の早期復旧支援―などです。
同対策本部副本部長の高橋千鶴子衆院議員は、鶴岡市道湯之里越路線・越路3号線が路面亀裂により周辺住民が避難を余儀なくされたことについて言及。「道路をどうするか、住民を守るために市営住宅をどうするか。よく相談し、判断してほしい」と語りました。
国土交通省の担当者は「専門家の意見も聞きながら、現地に測定する機械を設置し経過を観察している。引き続き相談していく」と語りました。高橋氏は「圧倒的に高齢者が多い地域だ。個人の資力ではどうすることもできない。だからこそそういう人たちの声を聞き、丁寧な対応をしてほしい」と言いました。
同レクチャーには、田村貴昭、藤野保史両衆院議員、岩渕友、井上哲士、紙智子、武田良介各参院議員も参加しました。
(しんぶん赤旗 2019年6月25日付)
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