○全厚生第82回定期大会に参加し、挨拶をしました。
○大幅増員・賃上げ実現を/福祉保育労大会始まる
全国福祉保育労働組合(福祉保育労)は15日、「大幅増員・賃金引き上げで『福祉は権利』を実現しよう」などをスローガンに、東京都内で定期大会を開きました。16日まで。
あいさつした土田昭一委員長は、社会的に弱い立場の人が災害で特に大きな被害を受けると述べ、防災・減災対策を行政に求めていくとともに、利用者の命を守るためにも職場の労働条件改善を求める運動を強調しました。
憲法を守る立場にある安倍首相の改憲策動を批判し、「憲法改悪を許さず、憲法が息づく行政・社会福祉にしていく運動を前進させよう」と訴え。沖縄県知事選では、「基地をなくしてほしい」という世論を全国でつくり、「オール沖縄」の運動を後押ししていこうと強調しました。
福祉職場での利用者にとってのサービス低下や虐待問題がおきる背景に過酷な労働環境があるとして、「長時間労働やサービス残業許さない」の声を現場から上げ、安倍政権による「働かせ方改悪」を職場に持ちこませない運動や社会的に労働条件を高めていく運動を強化していくことを呼びかけました。
運動方針案では、この2年間でストライキを含む一斉行動に取り組み、産別労働組合として団結力や影響力が高まっていることを踏まえて、▽福祉保育労の存在を大きく押し出した組織の拡大・強化▽増員など要求を明確にした産別運動の推進▽憲法を守りいかし民主主義の破壊を許さない運動―などを掲げています。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員らが来賓あいさつしました。
(しんぶん赤旗 2018年09月16日付)