◎保育新制度は業務増/高橋氏「現場の声届ける」/山形市を訪問
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は3日、保育問題の国政調査で山形市役所や市内の2カ所の保育所を訪問しました。浜田藤兵衛参院候補、渡辺ゆり子県議、阿曽隆、佐藤亜希子の両山形市議が同行しました。
山形市役所を訪れた高橋議員は鈴木悦子・子育て推進部長に「子ども・子育て新制度の5年後見直しにむけて政府の検討会が始まっている中で、現場の声をお聞きし、伝えていきたい」とあいさつしました。
山形市側は「新制度施行当初は事務手続きが煩雑で回らず、ようやく慣れてきた」「子ども一人当たりに必要な費用を定めた公定価格の告示が3月末なので、予算も4月と5月は実質手計算をしており、事務量は想像を絶する」と語りました。また、「来年10月からの幼児教育の無償化によって自治体の負担額がどうなるか心配している」と述べました。
(しんぶん赤旗2018年8月8日付 北海道東北版)