戦争法‟必ず廃止„ 列島に満ちる声
強行1年 各地で行動
自衛隊員のためにも/青森
内戦状態の南スーダンに11月からPKO派遣される陸上自衛隊第9師団第5普通科連隊(青森駐屯地)がある青森市で19日、「『戦争法』廃止!憲法改悪は許さない!青森集会」(12団体共催)が駅前公園で行われ、約240人が参加しました。
集会では、野党3党があいさつ。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は「国民の声に背中を押され国民連合政府を提案し、参院選では市民と野党が共同すれば勝てることを示しました。南スーダンPKOでの戦争法適用を絶対に許さない声を青森から上げよう」と訴えました。
民進党の升田世喜男衆院議員は「参院選で市民と野党が結束して田名部匡代さんが勝利できた。平和なくして何も語れない。力を合わせ、戦争法を止めよう」と呼びかけました。
社民党の三上武志青森県連代表は「自衛隊員を戦場に送ってはいけない。戦争法廃止、安倍政権を退陣へ全力尽くす」と訴えました。
ママの会青森の坂本麻衣子さんは「PKO派遣に反対の声を上げられない自衛隊員と家族のためにも私たちが声を上げよう」と訴えました。映画「ザ・思いやり」の監督リラン・バクレーさんが連帯あいさつをしました。
(しんぶん赤旗2016年9月20日付より)
◯この日は、「南スーダンのPKO派遣許すな!」と、吉俣洋東青地区委員長、諏訪益一県議とともに署名行動に参加しました。戦争法の最初の具体化として、青森市内の陸自第9師団第5連隊が、駆けつけ警護、宿営地の共同防衛などで派遣されます。現地はすでに内戦状態であり、自衛隊が戦闘に巻き込まれる懸念が高まっています。