復興へ党大きく 岩手県委が新春の集い
高橋議員あいさつ
日本共産党岩手県委員会、同盛岡地区委員会、岩手県日本共産党後援会は6日、盛岡市で「2015年新春のつどい」を開き、約170人が参加しました。
菅原則勝県委員長が、東北で高橋ちづ子衆院議員の5選を勝ち取り、2議席獲得の展望を切り開き、岩手でも目標としていた得票率10%を突破し県内第4党へ躍進したと主催者あいさつ。
また、大震災津波の復興に取り組んでいる時だからこそ、県民のくらしと福祉を優先する県政へ転換すべきだと指摘。各界と協力して知事選をたたかい、県議選では盛岡区と一関区の議席を守り、奥州区でも議席を新たに獲得すると強調しました。
高橋氏は、21議席への大躍進で得た議案提案権を使い、「通常国会冒頭に政党助成金廃止法案を提出する」とのべ、拍手を受けました。被災者の持ち家再建に向けた国の支援金(現行300万円)の500万円への拡充をめざして、奮闘すると語りました。
斉藤信県議団長は、前回県議選での2議席獲得と県民の運動が、被災者の医療費や介護保険利用料の免除継続など復興を進める大きな力になったと主張。庄子春治盛岡市議団長は「盛岡地区管内の候補者の全員当選をめざして全力をあげる」と決意を表明しました。
いわて労連の金野耕治議長、新婦人県本部の渋谷靖子会長が来賓あいさつ。戸羽太・陸前高田市長、碇川(いかりがわ)豊・大槌町長からのメッセージが紹介されました。
(しんぶん赤旗 2015年1月8日付「北海道・東北のページ」より)
生活再建へ全力
党宮城県委が16団体と懇談
日本共産党宮城県委員会(中島康博県委員長)は6日、仙台市の当事務所で県内の民主団体や労働組合との懇談会を開きました。高橋ちづ子衆院議員や党県議団、仙台市議団、党の役員らが、参加した16団体の代表ら30人と懇談しました。
中島県委員長は、衆院選で21議席に躍進し、獲得した議案提案権を活用して公約実現に全力を尽くすとあいさつしました。
高橋議員は、衆議院の17の常任委員会すべてに委員を出し、うち11では複数委員を配置できるようになり、国会で日本共産党が無視できない勢力になっていると報告。1月の通常国会に政党助成金廃止法案を提出することや、雇用と労働の問題、被災者生活再建支援法の改正などに取り組みたいと述べ、「再度、安倍政権打倒を掲げてがんばりたい」と強調しました。
各団体の18人が発言しました。
東日本大震災復旧・復興支援みやぎ県民センターの綱島不二雄代表は「被災者の医療費無料を再開させ、地方再生のために農・漁業の再建に力を入れてほしい」と話し、安藤満県労連議長は、労働法制の改悪を阻止し、中小企業支援で最賃の大幅アップの実現をと強調するなど、各団体が、県民の切実な要望を訴えました。
(しんぶん赤旗 2015年1月8日付「北海道・東北のページ」より)