ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

国土交通委員会で、物流二法案について質問しました

10日国交委。物流二法案について質問しました。

 

①90年に規制緩和してトラック業者は1.5倍に増えた。それから新規参入と撤退がだいたい1000者前後で業者数は横ばい。なぜか?局長「どういう事業者が参入して、どういう事業者が退出しているのか、網羅的な分析はない。悪質な事業者もいるので対応を強化する」

 

②参考人質疑でも社会的規制が市場競争に追いつかないとの指摘あった。中小零細の事業者は荷主に交渉したくても、「もっと安いところに頼むからいいよ」と言われるから交渉もできない。10両未満が54.7%。特定事業者とは?局長「日本全体の輸送量を半分カバーする約400者」0.6%よ!

 

③全商連のアンケートでは、大手ばかり見ている、的外れなどの指摘。倉庫に着いても2〜4時間待たされ、路上に停めるしかなく、トイレにもいけず、女性ドライバーに簡易トイレをもたせてる。それでも車を離れた途端に駐禁切符切られている!大臣「女性ドライバーの話は初めて聞いた」

 

④トラック業者の駐車禁止違反はどのくらい?駐車許可証という仕組みあるよね?警察庁「全体では、年間78万余、貨物自動車14.9万余、営業用貨物は31471件。道交法において駐車禁止場所であっても駐車を許可する仕組みある。申請者の負担軽減のため運用の改善に努める」

 

⑤公取の調査で、荷主が交渉に応じず、30年間も運賃改定なし、などの驚く実態が。荷主は業種ごとに経産、農水など所管大臣が分かれるが、国交大臣は、その所管大臣に意見言える立場でしょう?局長「規定を盛り込んでいる。連携していく」https://jftc.go.jp/houdou/pressrelease/2023/jun/230601_buttokuchousakekka.html

 

#改善基準告示 の中で、連続運転時間は4時間以内、運転の中断10分以上、合計30分以上、中断するのは原則休憩、とある。しかし現実は荷役をやらされてる!厚労省「運転の中断時における休憩の取得状況を確認、中断時に荷役作業やっている場合は原則として休憩与えるよう指導する。」

 

#トラックドライバー が休憩せずに #荷役 をやらされている。厚労省「あらかじめ契約に入っていなくても通常は荷主(使用者)からの指示により行われるものになり、労基法上の労働時間に該当する。そうでない事実判明すらば #是正勧告 等を行う」

 

#コンビニのフランチャイズチェーン 本部は連鎖化事業者として、荷主と同じ義務を負う。日に3度お弁当などを搬入していたのを2度に減らすとか自主的取り組み始まっているが?経産省「フランチャイズ本部の取組み重要。分野別の自主行動計画よびかけ、取り組みはじまっている。」

 

⑨実運送管理簿を元請けに作らせる。これに何を書き、どんな効果を期待?局長「実運送事業者の名称、その事業者が何次うけかわかる。貨物の内容、期日と区間。」運転しないで取次だけを行う、いわゆる「水屋」は管理簿に記載される?局長「水屋は管理簿に登場しない」

 

【記事・議事録】国交委員会(2024.4.10)

【動画】物流関連2法案 修正案提出 趣 旨説明(2024.4.10)

▲ このページの先頭にもどる

カテゴリー

高橋ちづ子のムービーチャンネルへ
街宣予定
お便り紹介
お問い合わせ
旧ウェブサイト
日本共産党中央委員会
しんぶん赤旗
© 2003 - 2024 CHIDUKO TAKAHASHI