ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

青森県下北キャラバン2日目~むつ市、東通村、六ケ所村

下北キャラバン2日目。災害と原子力半島。
むつ市〜東通村〜六ヶ所村へ。

 21日、青森県下北キャラバン2日目です。午前中は岩渕友参議院議員と二手に別れ、わたしは海峡サーモンで全国ニュースになった山口養魚場へ。友さんは集い。お昼の街頭演説でまた合流し、その後は六ヶ所村まで回りました。
 以下、Twitterまとめです。

 ①山口養魚場はむつ市の立花一雄経済部長の案内で。むつ工業高校など、今日もたくさんのボランティアが泥をかきだしています。それでやっと見えてきましたが、当日は全部泥山に。海峡サーモンの稚魚・ヤマメ・ニジマス等約30tが全滅!

 ②驚いたのはこれだけの規模を82歳の山口さんと娘さんだけで切り盛りしていた。海峡だけでなく渓流サーモンも人気だと。昨日だけで70名のボランティア!地元だという野中貴健(たかゆき)市議も挨拶してくれました。魚だけで損害3000〜4000万円。被害額の全体、再建の見通しはまだ、、。 #海峡サーモン

③養殖池の手前にあるのはワサビ。水を浄化してくれる。囲みはガードレール?廃材もうまく利用。漁協加盟でないため、補助が難しい。激甚になれば、、と言う部長。今は全国一体の災害としてみていると答え、この後内閣府に電話で、西日本だけでなく青森も一体で激甚にと要請しました。

 ④むつ市中心部で、岩渕友参院議員、斉藤美緒1区予定候補と街頭演説。気温が上がり、暑い?10日の水害調査と、昨日からの下北キャラバンについて報告。新型コロナの感染爆発の中、国会開こう!原発事故汚染水問題とむつ市中間貯蔵、再処理工場とトリチウム水。菅政治は終らせよう!

 ⑤東通村で、今年3月に初当選した畑中稔朗村長と懇談。10日の大雨は被害はなかったが、むつ市に職員を派遣している。避難所の備蓄や、日本海溝の巨大地震、津波予想うけ、かさ上げや新しい集会所建設予定地をどうするかなど検討中。縦割りの解消や身近な自治体へもっと権限を。

 ⑥東通原発は、東電と東北電力の両方がやっています。「原発止まり仕事がなくなった。やる、やらないはハッキリさせて」という村の建設業者から聞いた声を紹介し、党の原発ゼロ提言も。「国がもっと前面に出て、やるもやらないもキチンと責任もってほしい」 

 ⑦東通村白糠漁協で、東田強一参事と懇談。八戸沖での貨物船座礁、重油流出問題では、毎日2人午前、午後と白糠灯台から老部(おいっぺ)まで4箇所で監視を続けている。スルメイカとサケが主力、後継者は30人くらい漁業研究会つくり、情報交換など。若い人が働くため休みの確保とか大事。

 ⑧六ヶ所村泊漁協で、松下誠四郎組合長・県魚連代表理事長と懇談。原発汚染水海洋放出は全漁連とともに反対。温暖化の影響で水揚げ減少やコロナ禍でそもそも収入減の中、風評被害に補償すると言われても難しいだろう。国はIAEAとの協議はじめたが、当然監視に漁業者を入れるべき。

 ⑨今日、八戸沖の貨物船問題で説明会あったが、天候も手法もすべて順調にいったとしても9月末。船体回収まではまだ、、。材木の回収も大変ね?3.11大震災の時は大量の丸太流れてきて回収大変だった。大黒様三体も流れてきたよ。え?というのでこの写真。

 ⑩青森県下北半島キャラバンも終了し、太平洋側、東通村白糠漁協〜六ヶ所村泊漁協〜日本原燃再処理工場を抜け、下北縦貫道を通ってむつ湾沿いに青森の我が家へ。途中六ヶ所村の国家石油備蓄基地の前が、メガソーラーと風車でびっしり?!コロナで去年の視察もキャンセルしたし、数年でこんなに変わった?

☆水害が起きる前に、汚染水問題で懇談や、新しい首長さんにご挨拶、ということで組んでもらった下北キャラバンでしたが、結果としてとてもタイムリーでした。原発問題から、貨物船事故、林業、漁業と地方自治、地域経済のありかた、など多面的な懇談ができて、貴重な二日間でした!準備してくれたむつ市議団、地区委員会の皆様、大変有難うございました。

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