21日国交委は一般質疑。水際対策の最前線、検疫と国際線の乗員に対する検査、感染対策について聞きました。
①大阪や首都圏でも来月初めにはウイルスの8割が変異株に置き換わっていると言う局面。水際対策について聞きました。現在は原則全ての国からの入国認めず、特段の事情(日本人や定住者の配偶者など)のみ認めています。3月の入国外国人19393人、うち新規入国2017人、日本人帰国者38929人。
②変異株の国29か国からの入国は抗原検査、検疫所で3日待機、pcr検査、陰性でも14日間自宅待機かつ公共交通機関使えず。検疫官はワクチン優先接種すべきでは?厚労省「医療従事者として優先接種の対象だが、地方自治体の体制もあり、現在接種ずみ15名」
③国際線のパイロット、客室乗務員なども、エッセンシャルワーカーであり、水際対策の一翼を担っている。大臣「水際対策の要」ワクチンについては航空会社から要請もあり検討中。」航空局長「頻繁に往来するため、航空会社の責任において検査」
④国際線の乗員は、外国に行っても専用車で移動しホテルから一歩も出ないから、「外国であって外国ではない」という理屈で検疫検査は免除。会社の都合を国交省と厚労省が容認している。フライトによるリスクあり、検疫は国がやるもの、会社まかせはおかしい!厚労省「再度国交省と相談する」
⑤タイ航空は、昨年5月破産法により更生手続きをタイ政府が承認。この1年間も就航しており、雇用調整助成金を申請している。厚労省「更生手続き中は審査を保留し、更生計画決定すれば給付できる。ただし、外国の破産法は該当しない」つまり、助成金の対象になると言うことです!早く救済を!