ダイヤモンドプリンセス号の約3700名の乗客乗員全員が下船したのは昨年3月1日。政府として検証すべきだとたちあがった連絡会。24日の国交委員会で赤羽国交大臣、厚労省政務官に迫りました。
大臣は、検疫の指揮下にあったのだから中心は厚労省、と答弁。検疫所長にクルーズ船の動向を伝えたり、接岸許可や船会社への連絡や聞き取り、検査キットをはじめ物資の輸送、乗客の輸送などなど海事局、港湾局、自動車局、観光庁など国交省が大きくかかわっていることを指摘。大臣も、厚労相につたえ、検証にとりくんでいくと約束しました。
また、連絡会立ち上げの報道をみて電話をくらたという70代女性は、高熱が続いて訴えても検査どころか、診てもらえず、ある日突然両腕を抱えられ荷物も持たせず車に乗せられ、途中トイレにも行かせてもらえない中、着いたのは群馬県内の病院だったと証言していることを紹介。まさに人権侵害です!
国交省はまずは国内から、とクルーズ船再開にやっきとなり、ダイヤモンドプリンセス号は、今年7月のツアーを宣伝しています。国際的なルールづくりへ指導的役割果たすと意気込む国交省。だからこそ、ダイヤモンドプリンセス号の検証は絶対必要!と迫りました。☆写真は、おはようニュース問答 しんぶん赤旗3月27日付