〇陸上イージス撤回必ず/秋田 高橋衆院議員ら宣伝/寺田統一候補勝利、共産党躍進を
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員は15日、秋田市で国会報告と街頭演説をして、「秋田のみなさんの声が安倍政権を追いつめています。参院秋田選挙区で野党統一候補の寺田静氏勝利、比例での共産党躍進で陸上イージス配備撤回の審判を下そう」と訴えました。
高橋氏は、穀田恵二国対委員長とともに防衛省が地上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」(陸上イージス)配備をねらう、陸上自衛隊新屋(あらや)演習場への野党合同の現地調査(14日)について報告しました。
「13日の野党合同ヒアリングで、『津波の影響なし』はかさ上げ工事が前提、ドクターヘリ飛行でもレーダーを停波するとは限らないことを認めた。トランプ大統領いいなり、『新屋ありき』の隠ぺい、ごまかし、でたらめを繰り返してきたことは明らかだ」と強調しました。
(しんぶん赤旗 2019年6月18日付 北海道東北版)
〇党躍進で暮らし優先に/宮城県比例事務所開き ふなやま比例候補決意
日本共産党宮城県委員会は15日、仙台市の同委員会内で参院選での党の躍進をめざす県比例事務所開きをおこないました。雨の中駆けつけた人で会場は熱気に包まれました。
中島康博県委員長は、比例は県内で14万票以上で共産党の躍進、選挙区は5項目の政策協定で合意した石垣のりこ候補を押し上げるため、全力をあげるとあいさつ。県後援会の佐々木政子副会長があいさつし、労働者、業者、青年など各後援会代表が決意を表明しました。
ふなやま由美比例候補は、年金11万円では暮らせないという夫婦から生活相談があったと紹介し、年金を減らし国民の暮らしを壊した安倍政治を告発。党の「くらしに希望を―3つのプラン」と消費税に頼らない財源提案を示し、「共産党の躍進で暮らしを大事にする政治を実現しましょう」と呼びかけました。
高橋ちづ子衆院議員は、金融庁が「老後資金2000万円」が必要と、年金だけでは生活できないことを正直に報告したことが安倍政権を追い詰め、参院選で大きな争点になると指摘。「選挙区での勝利と党の躍進をやりきるために、共に力をつくしましょう」と訴えました。紙智子参院議員と石垣候補のメッセージが紹介されました。
事務所開きに先立ち、高橋議員、ふなやま候補は市内の商店街に立ち、「野党共闘をまっすぐにのばすために党を大きくしてください」と訴えました。
(しんぶん赤旗 2019年6月18日付 北海道東北版)