〇基地の街に必要な議席/青森・三沢市議補選 奥本氏が第一声 高橋議員応援
青森県三沢市議補選(欠員1)が26日告示(6月2日投票)され、日本共産党の奥本なおみ候補(58)=元=が応援に駆けつけた高橋千鶴子衆院議員とともに第一声を上げました。自民党公認の新人との一騎打ちのたたかいとなりました。
ジリジリと照りつける太陽の下で第一声をあげた奥本候補。集まった聴衆を前に、「安倍政権の暴走に追随する市政になんでも賛成と、ものを言えないオール与党市議会の中で、市民のくらしと安全を守るため、きっぱりと発言し行動します」と決意を表明しました。
財政調整基金24億円などを活用し、▽米軍・航空自衛隊による騒音被害対策と防音工事の区域・補償の対象拡大▽国保税・介護保険料の引き下げ▽就学援助金を入学前に支給へと改善―など具体的な政策提案を語り、支持を訴えました。
高橋氏は、市民の願いを届けてきた奥本氏の活動とこれまでの実績を紹介し、「基地の街、三沢市に絶対必要な議席。必ず議会へ」と呼びかけました。
訴えを聞いた女性は、三沢沖で消息不明になったF35戦闘機の事故にふれ、「犠牲になり傷つくのは自衛隊員とその家族です。自衛隊員のいのちを守るために、共産党の奥本さんにがんばってほしい」と語りました。
(しんぶん赤旗 2019年5月28日付 北海道東北版)