〇激戦2019統一地方選/1増で国保税を下げよう/山形市
定数33に41人が立候補し大激戦の山形市議選で20日、高橋千鶴子衆院議員の応援を受けた現職の今野誠一(71)、あそ隆(55)、佐藤あき子(44)の各候補と新人の石山ひろゆき候補(37)は1議席増めざし、最後の力を振り絞り訴えました。
選挙戦の焦点は、自民党公認・推薦と公明党公認候補の18人に対して、共産党が4議席獲得で全常任委員会に委員を配置し、野党が引き続き多数を獲得できるかどうかです。
前回110票差で惜敗した石山ひろゆき候補は、「今度こそ当選を勝ち取り、滞納が発生している国保税の引き下げを実現する」と公約に力を込めました。「『一部の人にだけ税金を使うわけにはいかない』という市の弁明を変えさせます。誰でも医療を受けることができ、健康がキーワードと胸を張って言えるような街づくりをすすめたい」と訴えました。
国会から駆けつけた高橋議員は「安倍首相の側近中の側近、自民党の萩生田幹事長代行が消費税の増税延期の可能性を口にし、国民の懐が冷え込んでいることを認めた。山形市議選での4人全員当選で、声をあげれば政治を変えることができることを示していきましょう」と呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2019年4月21日付)