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改定派遣法問題レク

○「派遣切り」防止策を/高橋議員 厚労省から聞き取り

 日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は21日、改悪された労働者派遣法の施行から3年が今月末に迫っているもと、厚生労働省担当者から「派遣切り」を防ぐ対策について聞き取りをおこない、派遣労働者に寄り添った周知徹底や相談・指導を行うよう求めました。

 改悪派遣法では、派遣先企業は3年たっても派遣受け入れ期間を延長すれば、派遣労働者を正社員化する必要がありません。しかし、個々の派遣労働者は同一職場で3年以上は働けないため、雇い止め・解雇になる危険性があります。

 高橋氏が対応を求めると、厚労省の担当者は「雇い止めが起こらないようにしたい」と答えるにとどまりました。改悪派遣法には不十分ながら、新たな派遣先の提供など、「雇用安定措置」が派遣会社に課せられています。厚労省の担当者は「派遣会社を通じて、派遣労働者に周知している」と述べました。

 高橋氏は、「派遣会社にやる気がなければ、労働者には周知されない」と指摘。9月末を前に、新たな派遣先が提供されず雇い止めにあった相談事例などを示し、「労働者に分かりやすいQ&Aやリーフレットなどをつくるべきだ」と要請しました。

(しんぶん赤旗 2018年09月22日付)

 

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