衆院東日本大震災復興特別委員会で、福島県楢葉町、大熊町、双葉町、相馬市を視察しました。
○2015年9月に町全域の避難指示が解除された楢葉町の松本幸英町長、昨年4月に帰還困難区域を除く避難指示が解除され、今年3月に特定復興再生拠点計画が認定された富岡町の宮本皓一町長等と意見交換。
○大熊町では、一団地の復興再生拠点にある大川原地区、特定復興再生拠点の下野上地区等を視察し、渡辺利綱町長等から説明を受けました。大熊町の帰還困難区域の復興拠点になる大野駅前商店街はいまだ除染されておらず、空間線量率は4~6μsv/時とのことです。
○双葉町では特定復興再生拠点にある双葉駅で伊澤史朗町長から説明を受けました。駅前は一年前に除染が行われており0.38μsv/時。解体除染が進んでいます。書類等が散乱し当時のままの状態の双葉町役場では、屋上から中間貯蔵施設用地を見学しました。
○相馬市では、立谷秀清市長からモニタリングポストの撤去等について説明を受け、森林除染やホットスポットへの対応、モニタリングポストの今後の取扱い、自主避難者への対応等について意見交換をしました。