木造船漂着 地元「対策を」 青森 町長らが高橋議員に 深浦町・鰺ケ沢町
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は13日、青森県西津軽郡の深浦町と鰺ケ沢町を訪問しました。
吉田満深浦町長との懇談では、朝鮮半島からとみられる木造船の漂着が相次いでいる問題で懇談。安藤晴美県議が同行しました。
吉田町長は同町沿岸に流れ着いた漂着物の資料を示し、「処分費用は町独自では対応できない。漂流物のなかには危険物もある」「漁業者が安心して漁に出るための安全対策が必要」など国や県への要望を語りました。
高橋、安藤両氏は、出された要望に国・県それぞれで対応すると約束しました。
同日、深浦町商工会、鰺ケ沢町商工会なども訪問しました。
深浦町商工会の田口彰会長は「国会議員の商工会訪問は初めてのことです」と迎え、「大店法によって地域の商店街が衰退した」「消費税8%で景気悪化が深刻化した。10%増税は絶対に反対だ」と語りました。鰺ケ沢町商工会の清野一彦会長は「戦後、共産党が出獄して公然と活動したから民主主義がすすんだ」と述べ、和やかに懇談。「地域経済活性化対策をお願いしたい」と期待も語られました。
(しんぶん赤旗2017年12月15日付より)