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宮城県年金者組合学習会

〝安心の社会保障に〟/宮城 高橋衆院議員迎えて学習会

年金者組合学習会での講演=11日、仙台市(スタッフ撮影)

 全日本年金者組合宮城県本部と年金裁判を支援する宮城の会は11日、仙台市青葉区で日本共産党の高橋千鶴子衆院議員を迎えて「社会保障・年金」問題学習会を開きました。
 高橋議員は、児童手当の特例給付廃止や診療報酬と介護報酬引き下げ、生活保護基準の見直しなど、総選挙直後に一挙に表面化した、安倍政権の社会保障への攻撃を批判。サラリーマンの可処分所得や実質賃金、実質消費支出のマイナスなど、5年間のアベノミクスの失敗を指摘し、国民生活が困窮する中で、社会保障の拡充が求められていることを明らかにしました。
 塩崎恭久厚労相(当時)に対し、年金「100年安心」プランの破たんを追及した国会論戦や、年金カット法案の問題点などを報告し「安心して生きられる社会保障をつくるために、みなさんと力をあわせ頑張ります」と訴えました。
 県社会保障推進協議会の長澤清光副会長が、後期高齢者医療制度の特例措置縮小など、医療・介護の社会保障を削減する「社会保障総改悪」の実態を報告しました。
 年金裁判の染谷昌孝弁護士が、生活保護があるので年金減額は憲法25条違反ではないとするなど、裁判で明らかになった国の不当な主張を告発しました。
(しんぶん赤旗2017年11月14日付より)

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