日本共産党の高橋ちづ子衆院議員(災害対策特別委員)は14日、秋田県北部・内陸部を襲った9日の大雨被害調査で仙北市、大館市に入りました。
仙北市田沢湖田沢供養佛(くようぶつ)の土石流被害は、死者6人、重軽傷2人、住家全壊5棟、半壊1棟に上りました。 門脇光浩仙北市長は、「(行方不明者の)捜索は昨日で終わりました。今日からは復旧と生活支援に力を入れます」と説明するとともに、激甚災指定や国の補助金との関連などを質問しました。 高橋さんは、「広域的被害の場合、農業の分野は対応できることになった。他の分野も広域的対応ができるようにする動きがある。補助金の隙間については、総務省が対応することになっている」と話しました。
高橋さんらは、被災住民を見舞い、土石流の現場も調査しました。避難所を訪問した高橋さんが「このたびは大変でした。生活の相談は遠慮なくお寄せください」と話すと、被災者らは「ありがとうございます。頑張ります」とこたえていました。 平岡裕子市議らが同行しました。
大館市では、早口、沼館、花岡などの浸水被害地域を回り、住民を見舞いました。笹島愛子市議、佐藤邦靖党北鹿地区常任委員らが同行し、市職員から説明を受けました。
(しんぶん赤旗 2013年8月15日より)