東北地方に上陸した台風10号による被害を調査するため、岩渕友参院議員、斉藤信、高田一郎、千田美津子の各岩手県議とともに、岩手県久慈市、岩泉町、宮古市で現地調査を行いました。
○久慈市
遠藤譲一市長、中居正剛副市長に台風被害のお見舞いを申し上げ、懇談しました。107世帯が孤立、犠牲者が1人などの被害状況を聴き取るとともに、ゴミ処理や商店街支援などの要望を受けました。城内仲悦、小野寺勝也両市議、橋上辰夫久慈地区委員長が同席しました。
◯岩泉町
伊達勝身町長から被害状況などについて聴き取り、懇談。岩泉町の高齢者グループホームでは9人の犠牲者が出ました。孤立者は最大時900人から現在も約200人、遮断された道路対策などに全力をあげるとのことでした。林崎竟次郎町議が同席しました。
懇談の後、林崎町議の案内で、被災者を激励しつつ岩泉町内の被災状況を見て回りました。
その後、9人の犠牲者が出た高齢者グループホームへ向かいました。途中の川や田畑が泥を厚くかぶり、トラックや乗用車が横転、水が溢れてるなど、ひどい状況でした。
◯宮古市
山本正徳市長、山口公正副市長、鈴木貴詞副市長、滝沢肇総務部長から被害状況や要望を聴き取り、被災者支援について懇談しました。家屋などの被害状況の把握はこれからとのこと。「東日本大震災から5年半、ローン返済なども本格化する復興途上でおきた災害であり、被災者支援には特別の手立てが必要だ」との認識も伝え、被災者支援について意見交換しました。田中尚、落合久三、中島清吾の各市議が同席しました。