◯党国会議員団福島チームの視察として、1日目は福島県庁と来年3月に避難指示解除される予定の川俣町を訪問。藤野保史、塩川鉄也、畑野君枝、畠山和也各衆議院議員、岩渕友、山添拓、武田良介新参議院議員とともに、そして神山悦子、阿部裕美子、宮川えみ子、宮本しずえ、吉田栄策の各福島県議、遠藤宗弘、石河清両川俣町議が同行しました。
・川俣町役場で古川道郎町長、原子力災害対策課の宮地課長と懇談しました。
・福島県庁にて、関係各課から避難と避難指示解除、被災者支援や地域医療などの現状についてヒアリングしました。昨年の避難者意向調査によると、避難先に住民票移してない方が71.2%、心身不調を訴える方が62.1%。また、戸別訪問による聞き取りで、来年3月末仮設住宅の無償提供が終了した場合、行き先未定の方は県内避難者の16.5%、県外避難者の40.8%になることがわかりました。
・二本松市の「夏無沼と東東和の環境を考える会」と除染廃棄物などの仮設焼却施設建設計画について懇談しました。
・川俣町山木屋地区の皆さんと懇談。「原発事故被害賠償が終われば経済的な保障は何もない」「除染物が入ったフレコンバックが積まれている町には若い人が戻ってこない」など、避難指示解除により町に帰還してからの生活の不安が寄せられました。