ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

8月4、5日 山形県豪雨災害の現地調査

 8月4、5の両日、7月中旬から続いている山形県豪雨災害の被害調査を行いました。
 4日には南陽市、白鷹町、5日には山形県、鶴岡市で、副知事や町長、各市担当者の方々から被害状況や要望を聞かせていただき、県市町の担当者や地元党組織等の方々の案内で、被害にあった地域を視察しました。
 

<調査団>

高橋千鶴子衆院議員、本間和也党県委員長(山形県のみ)、太田俊男党県豪雨対策本部長、渡辺ゆり子党県豪雨対策本部長代理・県議、和泉圭造(党県豪雨対策本部事務局長・党県議団事務局長(山形県、鶴岡市のみ)、佐藤明南陽市議(南陽市のみ)、加藤太一、三浦幸雄、関徹の各鶴岡市議(鶴岡市のみ)、菅井巌鶴岡市農業委員・市議予定候補(鶴岡市のみ)、藤浦修司高橋千鶴子衆院議員秘書。 
 

<主な調査日程>

ー8月4日ー
10:00 南陽市役所において板垣俊一総務課長、嵐田淳一課長補佐らから被害状況を聞き取り、懇談。その後、佐藤市議、地元農家の方等の案内で市内の被害状況を調査。
14:00 白鷹町役場において佐藤誠七町長、青木彰栄町議会議長らから要望書を受け取り、被害状況の報告を受け懇談。その後、町職員の案内で町内の被害状況を調査。
ー8月5日ー
10:20 山形県庁において細谷知行副知事らから被害状況を聞き取り、懇談。
13:30 県・市職員らの案内で市内の被害状況を調査。その後、鶴岡市役所において石塚治人総務部長、五十嵐正一農林水産部長、早坂進建設部調整主幹、高坂信司財政課長、小笠原健農山漁村振興課長らから被害状況を聞き取り、懇談。
 

■南陽町(4日午前)

板垣総務課長らと懇談する高橋ちづ子=南陽市役所

板垣総務課長らと懇談する高橋ちづ子=南陽市役所

 南陽市役所において、板垣俊一総務課長から被害状況についての報告を受けた。

 板垣課長は、市内を流れる吉野川、織機川の堤防決壊による家屋の流失、床上浸水などの住宅被害や農地への土砂流入など広範囲にわたって被害を受け、7月30日現在の被害額は農産物への被害を除き約24億円だが、調査が進めばさらに増加する、河川改修も要請しているがなかなか進まない、激甚災害の指定を受けられるようお願いしたいと述べた。
土砂崩れによって破損した道路=南陽市内

土砂崩れによって破損した道路=南陽市内

激流により土台部が流出した家屋=南陽市内

激流により土台部が流出した家屋=南陽市内

床上浸水した自宅の前で、女性の涙ながらの訴えをきく高橋ちづ子=南陽市内

床上浸水した自宅の前で、女性の涙ながらの訴えをきく高橋ちづ子=南陽市内

 

激流により、破損した橋=南陽市内

激流により、破損した橋=南陽市内

 

■白鷹町(4日午後)

佐藤町長から緊急要望書を受け取る高橋ちづ子=白鷹町役場

佐藤町長から緊急要望書を受け取る高橋ちづ子=白鷹町役場

 白鷹町役場において、佐藤誠七町長、青木彰栄町議会議長、総務課長から被害状況についての報告を受けた。
 佐藤町長が「豪雨災害に関する緊急要望書」を手渡し、河川の氾濫、山林の土砂崩れなどによる130件の住宅被害をはじめ、道路、河川、農地・農業施設、学校施設などに甚大な被害を受けており、7月29日現在の被害想定総額は約101億円との状況を説明し、激甚災害としての早期の指定、特別交付税などの財政支援を要請した。

町職員から被害状況の説明を受ける高橋ちづ子=白鷹町内

町職員から被害状況の説明を受ける高橋ちづ子=白鷹町内

 

土砂崩れと、杉の木の流出により通行止めとなっている道路=白鷹町内

土砂崩れと、杉の木の流出により通行止めとなっている道路=白鷹町内

 

土砂崩れに巻き込まれ倒壊し流された神社の社=白鷹町内

土砂崩れに巻き込まれ倒壊し流された神社の社=白鷹町内

 

青木議長から(右から2人目)から議長の自宅前の被害状況を聞き取る高橋ちづ子=白鷹町内

青木議長から(右から2人目)から議長の自宅前の被害状況を聞き取る高橋ちづ子=白鷹町内

 

 

■山形県(5日午前)

細谷副知事らと懇談する高橋ちづ子(右から2人目)=山形県庁

細谷副知事らと懇談する高橋ちづ子(右から2人目)=山形県庁

 山形県庁において、細谷知行副知事らから被害状況についての報告を受け、対策について懇談。
 細谷副知事は、多くの観測地で7月の雨量としては観測史上最大を記録したこと、住宅被害や集落の孤立、道路・河川などの被害の概要を報告。被害額は調査中だとしながら、公共土木施設が約200億円、農業被害が約50億円とし、他にも広域水道の断水が6市町、5万3955世帯に及んだと述べ、激甚災害指定と特別交付税措置を要望した。
 県の担当者も、災害救助法、被災者生活再建支援制度について、「制度がぎちぎちで対応が難しい。柔軟な対応ができるようにしてもらいたい」と述べた。

 

■鶴岡市(5日午後)

石塚総務部長らと懇談する高橋ちづ子(右から3人目)=鶴岡市役所

石塚総務部長らと懇談する高橋ちづ子(右から3人目)=鶴岡市役所

 鶴岡市役所において、石塚治人総務部長、危機管理室長、財政課長らから被害状況についての報告を受けた。
 藤島川の増水によって豚300頭以上が流出した豚舎の被害については、水害による畜産被害は初めてであり、どのような支援ができるのか本人とも相談していると説明。復旧工事の入札については、この間も入札不調があり、職人の人手不足や資材の高騰への懸念も述べられた。

市職員、地元農家の方から被害状況を聞き取る高橋ちづ子=鶴岡市内

市職員、地元農家の方から被害状況を聞き取る高橋ちづ子=鶴岡市内

 

18日の大雨から4度の修復を重ねている林道。調査時にも新たなひびが入っていた=鶴岡市内

18日の大雨から4度の修復を重ねている林道。調査時にも新たなひびが入っていた=鶴岡市内

 

河川の氾濫、堤防の決壊によって流出した豚舎(写真左)。豚250頭が流出した=鶴岡市内

河川の氾濫、堤防の決壊によって流出した豚舎(写真左)。豚250頭が流出した=鶴岡市内

 

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