豪雨被害 党国会議員が住民の要望聞く
「農機具やられた」 宮城・大崎で高橋氏
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員は12日、豪雨で被害を受けた宮城県大崎市に入りました。同市は渋井川の堤防が11日に決壊し、西荒井地区では住宅約400世帯1200人が孤立。県が2001年に河川の整備計画をたてていましたが、ほぼ手つかずの状態でした。
小沢和悦市議団長と鎌内つぎ子市議、内藤たかじ党北部地区委員長(県議予定候補)の案内で、冠水した西新井地区と師山地区を視察。
田んぼが冠水した男性(67)が「収穫寸前の米も、震災で被災して新しく3000万円で買った農機具もみんなやられた。これ以上借金はできない」と話し、自宅の1階が水につかった男性(51)は「二度と繰り返さないようにしてほしい」といいました。高橋議員は、お見舞いを述べながら「なんでも相談してください」と声をかけました。
農水省や国交省、市の担当者、地域の土地改良区の所長らとの懇談では、排水機場やポンプ車の排水能力を超えたことが話され、高橋議員はじん速な排水や支流の堤防への支援を要請しました。市役所の災害対策本部も訪問し、激励しました。(高橋拓丸)
(しんぶん赤旗2015年9月13日付より)