○岩手・大船渡市議補選 田中氏第一声
大震災津波被災地の岩手県大船渡市の市議補選(定数1)が16日告示(23日投票)され、日本共産党の田中英二候補(66)=元=が、2年前に失った複数議席の回復をめざして第一声を上げました。無所属元職との一騎打ちです。
田中候補は、被災者の医療費や介護保険利用料の免除継続、子どもの医療費の窓口負担ゼロと無料化の中学生までの拡大を実現させると強調。高橋ちづ子衆院議員・衆院東北ブロック比例候補が「市議補選勝利と総選挙での東北の議席確保を」と力説しました。
(しんぶん赤旗 2014年11月17日付より)
○青森 十和田市で演説会
青森県の日本共産党上十三地区委員会は16日、十和田市で高橋ちづ子衆院東北ブロック比例候補を迎え演説会を開きました。解散・総選挙が確実となるもとで、東北ブロックでの議席確保と、日本共産党躍進を訴えました。また、同日開票とされる十和田市議選(12月7日告示、14日投票)で、ますじん英文市議の3選勝利を呼びかけました。
高橋氏は、消費税増税、原発再稼働、集団的自衛権行使容認、沖縄への米軍新基地押し付けなど、国民のくらしや願い、世論を無視し暴走する安倍政権を批判。
国民との矛盾をみずから広げた安倍政権が、解散・総選挙へと追い詰められたと指摘。「亡国の政治・安倍政権打倒を掲げてきた党として、総選挙はのぞむところ」と、堂々と決意表明しました。
高橋氏は、危険ドラッグ禁止法案などが今国会のなかで他党と協力し全会一致で通ったことや、国会論戦での党国会議員団の役割を紹介。「自民党の対決軸をもつ党だから国民の立場を貫ける。日本共産党の勝利で、暴走政治をストップさせ新しい政治をつくろう」と支持を呼びかけました。
3期目に挑戦する、ますじん英文十和田市議候補も決意表明し、議席獲得へ党躍進を訴えました。
「秘密保護法の何が危険かなど、共産党の話は本当に納得がいく。議席を伸ばしてほしい」(美容室経営・女性)、「安倍政権を倒すためには共産党が伸びるしかないと確信しました」(女性・74歳)、「消費税10%も仕方ないと思っていたが、話を聞き考えが変わりました」(女性・77歳)など党躍進への期待の声が寄せられました。
(しんぶん赤旗 2014年11月18日付「北海道・東北のページ」より)