豚流行性下痢対策求める / 高橋・紙両議員が農水省訪問
日本共産党の高橋ちづ子衆院議員と紙智子参院議員が3日、農水省を訪れ、全国で猛威を振るう豚流行性下痢(PED)対策の徹底を申し入れました。
両氏は横山信一政務官に党国会議員団の要請文を提出。同省に対しPEDの感染拡大で苦しむ畜産農家の窮状を告発し、▽効果的な消毒方法を指導・徹底する▽民間の獣医師にも協力を求め、総力を挙げる▽被害養豚業者への経営支援を強化し、未発生農家の負担となっている消毒経費負担についても支援措置を検討する▽感染経路を解明する―ことを求めました。
TPP交渉で安倍首相が米国政府に「撤廃」を約束したと報道された豚肉差額関税制度を堅持することもあわせて要請しました。
横山政務官は、消毒方法やワクチンの使用について指導・徹底を図る意向を示し、要請内容について「しっかり検討させていただく」と応じました。
(しんぶん赤旗 2014年6月4日付より)
※申し入れの内容はこちらからご覧ください
「豚流行性下痢(PED)対策の徹底と豚肉差額関税制度堅持に関する申し入れ」