市議選勝利へ演説会 / 3議席回復で福祉充実 / 岩手・八幡平
岩手県八幡平(はちまんたい)市議選(20日告示、27日投票)を前に、日本共産党の高橋ちづ子衆院議員を迎えた演説会が5日、同市安代、西根両地区で開かれました。
市議選に向けて共産党は、現職の米田さだお(67)、高橋えつろう(60)、元職の山本さかえ(73)の3氏を擁立し、現有2議席から3議席への回復をめざします。定数22(2減)に24人が立候補する見込みです。
安代地区で山本候補は、市議に復帰して▷高すぎる国保税の1世帯当たり2万円の引き下げ▷中学校卒業までの医療費無料化▷学校給食費の無料化―を実現させると強調。大更(おおぶけ)駅周辺大型開発(総額135億円)など無駄遣いを見直せば、財源は生み出せると主張しました。
高橋衆院議員は、国保税引き下げの財源を示すなど、市民のくらしや福祉を守る具体的な政策を持っているのは共産党だけだと指摘。消費税10%への再増税や集団的自衛権の行使容認を狙う安倍政権の暴走にたいして、市議選勝利で審判を下そうと訴えました。
高橋衆院議員は、西根地区では高橋えつろう候補とともに演説しました。松尾地区では6日の市政報告会で、米田候補が斎藤信県議と一緒に支持を呼びかけました。
(しんぶん赤旗 2014年4月8日付「北海道・東北のページ」より)