被災地復興へ初競り / 塩釜魚市場で高橋議員参加
宮城県塩釜魚市場の初競りが4日開かれました。2隻の船が入港し、マグロが並ぶ中での初競りとなり、開始前の「初売りの儀」に日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が参加しました。
初売りの儀では魚市場卸売協議会の志賀直哉会長や佐藤昭塩釜市長があいさつし、昨年度の水揚げ高が減少し、厳しい現状のなか、打開するためにがんばろうと訴えました。
参加した2人の国会議員があいさつし、高橋議員は、昨年、和食が世界遺産に登録されたことに触れ、「和食の主役はみなさんであり、海産物です。海産物は、関連業者全体の総合力で支えていることを、3・11であらためて学びました。国会でも、被災地の復興にいっそう力を注いでいきたい」と語りました。
初売りの儀には、日本共産党の天下みゆき県議と小野絹子、曽我ミヨ、伊勢由典、高橋卓也各塩釜市議が参加しました。
2013年度の塩釜魚市場の水揚げ高は、1万8248トン、売上高92億8659万円で、前年度より48億5622万円減少しました。
(しんぶん赤旗 2014年1月5日付より)