原発ゼロ 福島市から / 除染徹底・検診無料化 山田候補訴え
高橋議員応援
福島市長選が10日告示(17日投票)され、日本共産党公認の山田ゆたか候補はJR福島駅前で第一声をあげました。
山田候補と現職の瀬戸孝則氏(無所属、自民、公明、社民推薦)、無所属新人の小林香氏の三つどもえの争いです。
山田候補は、現市政が市民の声に応えられない背景には「原発ゼロ」や完全賠償要求を真正面から求められない弱点があると指摘。「放射能問題でみなさんが抱えている不安に寄り添う市政にしていきます」と訴え、除染の徹底、市民健康手帳の配布やがん検診無料化などを進めるとのべました。
さらに福祉型市政に切り替え、国保税の1世帯1万円引き下げ、新規就農者支援制度、中小企業振興条例の制定などに取り組むと訴えました。
応援に駆けつけた高橋ちづ子衆院議員は、「自共対決」の情勢にふれながら「山田市長の誕生で安倍政権の暴走にもきっぱりノーが言える、原発をなくし福島の未来が託せる市政をつくりましょう」と呼びかけました。
これに先立ち宮本しづえ県議が「(県内原発10基廃炉などを言えない)市長を早く代えたいというのが市民の声。山田候補への支持を広げてください」とあいさつ。農民連や生活と健康を守る会の各有志後援会、3人の子育て中の女性が期待を述べました。
(しんぶん赤旗2013年11月12日付「北海道・東北のページ」より)