台風被害 リンゴ守ろう 農家ら危機突破大会 青森
高橋議員あいさつ
リンゴ生産者の組織である公益財団法人青森県りんご協会(福士春夫会長、会員約6000人)は18日、「台風18号被害りんご園危機突破大会」を開きました。
会場は、9月の台風18号により甚大な被害を受けたリンゴ園地が広がる、青森県板柳町の岩木川河川敷です。
被災した生産者や、リンゴ関係者ら250人が参加し、「青森県が誇るリンゴを守るために、被災農家、生産者とリンゴ関係者が一致団結し難局を乗り越えるために、あらゆる知恵と力を結集し、危機を突破しよう」とアピールしました。
平川市、南部町、板柳町の各生産者が被害状況を報告。「災害に強い環境づくりが必要」「型にはまった支援でなく、被災者の状況にあった支援をしてほしい」など、進まない復興への切実な思いを訴えました。
県選出の国会議員、国や県の行政担当者らも参加。日本共産党からは、高橋ちづ子衆院議員、安藤はるみ県議が来賓として出席しました。
高橋議員は、家も被災し、園地に手が回らないなど、被災者の実態に合わせた支援が必要です。生産者の声と行政、国会が力を合わせて制度も前進してきました。さらに拡充させますと述べ、「生産者の努力に水を差し、復興を阻むTPP(環太平洋連携協定)は絶対にくいとめよう。一緒に頑張りましょう」とあいさつしました。
(しんぶん赤旗 2013年10月19日付より)
尾太高山(青森県中津軽郡西目屋村)視察