ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子通信

家父長制と女性たち 日本共産党102周年に思う

 話題のNHK朝ドラ「虎に翼」の中で寅子をはじめ女性たちが悔し涙を流したように、戦前、「女性は無能力者」と呼ばれました。時代は進んだなあと思う反面、まったく変わらないと思うことも。経団連が選択的夫婦別姓を岸田首相に申し入れました。岸田首相はいまだに「家族の絆」を理由に、全く進歩しません。

 日本共産党国会議員団と婦団連が懇談した席上、「家父長制は今も根強く残っている。経験年数に応じて役員を選ぶのに、女性は飛ばされた」など驚く発言が飛び出しました。専業農家の娘は高圧的な父親のもとでただ働きさせられ、農作業が終わって家事を全てしなければならない。給与はなく、銀行口座さえ凍結された」という発言には会場がどよめきました。

 7月3日、最高裁大法廷は、障害のある方等に「不良な子孫の出生を防止する」として強制不妊手術を行った旧優生保護法は憲法違反だと断じました。17日岸田首相は原告らに「政府の責任は極めて重大で、心から申し訳なく思っている」と述べ、謝罪しました。悪法でも「当時は適法」とか、「除斥期間20年たてば訴えは無効」という先例や政府の言い分を退けた判決は画期的です。責任は、国会にも、法制定に賛成した日本共産党にも突き付けられています。私は超党派の議連役員として、国家賠償の立法化と謝罪決議の実現へ力を尽くしていきます。きちんと事実にむきあうこと、それは必ず進歩につながるはず。日本共産党102周年。

婦団連の皆さんと懇談=17日、国会内

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