私は、青森県の社労士会政治連盟から推薦をいただいていますが、共産党は企業・団体献金を受け取らない党ですから、いただくのは証書1枚のみです。超党派の議連でお世話になっているからと、大臣就任か?というような胡蝶蘭を送ってきた団体もありました。逆にいうと、与党と職域団体というのは常にそういう関係ということ。「義理があるからパーティーに行ったことあるよ。大したものは出ないけどね」などと、言う事業主もいる。こうして長く献金や政治資金パーティーというのは当たり前に続いてきたのだと思います。それをおかしくないか?と世に問うたのが赤旗日曜版でした。
裏金問題への国民の怒りが衆院3補選の野党勝利につながりました。自民党の政治改革法案は、与党公明党からも一緒にやれないと言われました。裏金の発端と言われる森喜朗元首相は、ヒアリングをしたはずの岸田総理から実は「何も聞かれていない」と雑誌で暴露。そして、安倍派元座長の塩谷立衆院議員に議員辞職をすすめたことも告白。塩谷氏は何で自分だけ貧乏くじ?と怒り、拒否したという。この顛末で、やはり組織的犯罪だったんだとわかりました。二階俊博元幹事長の三男が次の総選挙に出馬を表明、「公設秘書として責任をとる」と、出馬会見で力説していたのは、意味がわかりません。
自民党の古い政治はもういらない、ときっぱりと審判をくだすとき。そのためには、日本共産党が伸びるしかありません。