2月27日予算委員会分科会で化学物質過敏症について質問しました。農薬や殺虫剤、塗料、様々な化学物質に反応して、外出もできない人。柔軟仕上げ剤や洗剤などの香料で具合が悪くなる、いわゆる香害。携帯基地局などの電磁波に反応する人も。2017年に初めて取り上げて以来、全国からの相談は絶えず、ともかく各県に一つは専門外来を、香料を閉じ込めるマイクロカプセルなどは、EUにならって禁止を。等々、とりあげてきました。
政府の答弁は硬直的ですが、香害の啓発ポスターを作り、HPで周知する自治体も増えました。高橋室で手分けして全都道府県、市町村のHPをチェック、40都道府県、全政令市、372市町村が何らかの啓発を行うまでになったのです。
3月2日は、香害ツイッターデモに参加。わが党の議員にもよびかけ、小池書記局長や山添政策委員長も参加、一時トレンド入りも?!東北ブロック事務所が、ネットを見ない人もいるからと、質問に対するネットの反響をまとめてニュースにしました。それをみて秋田県内の元市議さんから「ありがとう。私も香害なの」と電話。何度も会っているのに気づかなかった。ブロックのニュースを転載した岩手県の民報をみて、「兄が香害で悩んでいるのに、何もできずにいた」という男性もいました。実はとても多くの人が苦しんでいる。まだまだ政府の壁は厚いですが、各地で広がった運動と力合わせ、何としてもこじ開けていきたいと思います。