「日本共産党の１００年」を語る記念講演会を青森の皆さんと一緒に視聴しました。志位さんは冒頭、「この１世紀で日本共産党が果たした日本と世界の進歩への貢献」と述べ、過去の誤りについても率直に明らかにした「百年に及ぶ一貫した党史を持つ」党は他にないと強調。治安維持法による弾圧や、中国、ソ連などの干渉を受けての党の分裂、７０年代の第一の躍進とその後の反共キャンペーン、何度叩かれても、さらに強くなって乗り越えてきたと。
私は私立高校教員を８９年にやめ、６月１日付で党の専従職員になりました。翌日、中国天安門事件が起きて、大躍進の予想だった参院選は一気に冷え込み、厳しい結果でした。９１年一斉選挙では青森県議が３から０に！東欧・ソ連の崩壊と日本共産党を一緒くたにする反共攻撃とのたたかいが続きました。
私は今年で入党４０年。民青同盟の活動も、当時はペンネームを使っていました。いつか共産党員であることを公表するときに、「ああ、だからいい先生だったのか」と思ってもらえるようにと肝に銘じながら。先輩教員からは「社会党員なのかと思っていた」と言われました。マスコミからは「無所属で出ようと思わなかったんですか」と言われたことも。共産党員でなければそもそも選挙に出るなんて考えもしなかったでしょう。
一人ひとりが党史に自分史を重ねて語ることができると思うし、その一人ひとりがいたからこそ、１００年続いたのだと強く思います。
