4月11日、地域こどもデジタル特別委員会で不登校対策について質問しました。3月に山田千里市議が代表をつとめる「こども未来」の先生方、保護者と懇談したことがきっかけでした。
文科省の不登校に関する調査研究協力者会議が、「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策、COCOLOプランを発表しました。小中高あわせて不登校の子どもたちは約30万人。「ひとり一台端末」を用いて、オンライン学習や心の健康観察?などが新しく規定されました。
いまこどもたちは、毎日の健康観察でチェックをいれるためにタブレットを使っています。うち411の市区町村は、民間会社のアプリを採用。例えば心の天気、として今日の気分は「晴れ」「雨」などとポチっとする。私は、デジタルが不登校の解決や予防の決め手になるか?学校との関係を遮断したいからネットでつながることを拒みます。また、悩みを抱えているこどもが「今日の心は土砂降り」なんて正直に書きますか?教員を増やさなきゃという指摘に、文科省の政務官は、先生が早く気付くこともできる環境づくりもしっかりと支えるために「基礎定数を含む教職員定数の改善に全力で取り組む」と答弁。
政府の会議の中で、こんな発言がありました。「こどもたちは学校にいても常に何か調べられている、理解されようとされている、家にいても何か調べられている」と。表面だけ整えたことにならないように。こども真ん中、と言っているんですから。