少し昔の話をしますが、私の息子の小学校は当時学童保育がなく、隣の学区、しかも公民館に通わなければなりませんでした。新任の先生が低学年の児童を引率しながら、「道がわからなくなりました」と電話をかけてきたことも。
中学校給食を実現する会をつくり、勉強会や要請行動もやりました。学校給食センターで試食会をやった時、出てきたカレーは本当においしいけれど、出来立てを食べられるのならいいのに、と考えさせられました。
中学校の完全給食がはじまったのは息子が卒業した年でしたが、あれから18年。とうとう青森市は10月から学校給食の無料化がはじまります。市議団が4年前選挙で公約にかかげ、繰り返し市議会で質問するとともに、山田ちさとさんなど、「学校給食の無料化をめざす青森市民の会」が署名にとりくみました。
共産党が求めると「財源も示さずに無責任だ」と批判し、実現すると、「予算に反対したのだから成果ではない」と批判する。予算案は一括して採決するので、どんなに私たちが求めたものが入っていても、全体としては反対せざるを得ません。国会でも災害対応だけの補正予算には賛成する時はありますが。そういう仕組みを一番よくわかっている議員たちが批判するのは許せません。
日本共産党は今年で100年。非合法だった戦前も、共産党を「除く」と言われ続けた時代も、振り返れば多くが実っています。いよいよ市議選は来月。なんとして6人全員の当選を。