総選挙投票日は午後8時すぎに当確が出て、党全体の数字も票もわからない中で会見せざるをえませんでした。青森の地元紙は一斉に「満面の笑み」と報じましたが、まだ途中とはいえ党の議席が伸びず、議席減の恐れもあるとして、内心は泣きたいくらいでした。
東北にこの議席あり。今度はこの命綱を2倍にと、心ひとつに頑張ってきました。目標にはまだ距離があるものの、東北全体の奮闘に心から感謝します。
山形県南陽市では、佐藤明市議が「7年前の豪雨災害時に駆けつけたことは今も語り草になっている」と演説したので、びっくり。各地で地方議員さんが、我が町と国会を結び付けて訴えてくれ嬉しかったです。
16年前の質問以来応援してくれている長崎の養豚農家から10万円のカンパが届きました。「月に2000円ずつためて、4年あれば10万円になるんだよ」と言われ、思わず電話に最敬礼!
青森県内の元町議から「応援します」とメール。彼女は自民党員。「共産党と書ける?大丈夫?」と電話すると、書いてきたと報告も!
東北は比例候補全員が女性。オンラインで対談など楽しく元気にとりくんできました。「ふなやま由美」「藤本友里」と書きたい方も沢山いたことでしょう。そうした思いの詰まった議席だということも忘れず、国会内外で力あわせ、もっともっと頑張って次は文字通り倍する票を集めたい。来年は参院選。「岩渕とも(友)」さんと「ともに」。
※しんぶん赤旗2021年11月13日付「北海道・東北のページ」掲載のコラムです。