「運動会2年も中止で、遠足も中止、修学旅行も延期で、ほとほとげんなり。なぜオリンピックはできるの?やっていいの?」と、小学生のNちゃんから質問攻めだと友達からメールがきました。「政治って子どもは意見できないの?子どもって国民じゃないの?国民って何歳になったらなれるの?」と、突っ込むNちゃん。ごもっとも。
5月26日国交委員会で相次ぐ事前合宿の中止について質問しました。成田空港から羽田、羽田から青森空港、その間一般客とは動線を分け、トイレ以外売店にも寄れず。合宿中もどこにも行かず、交流もせず。毎日毎日検査。時差ボケから少しずつ調整して本番に備えるはずが、これじゃストレスだらけでは?中止する国が後を絶たないのは当然と思います。赤羽大臣は、元アスリートとしてオリンピックには特別な思い、と答弁。その特別な大会を目指してきた選手たちがベストの状態つくれるか?フェアじゃないね?と反論しました。
政府の分科会の尾身会長がとうとう「一般の理解は得られない」とまで発言。党首討論で志位委員長から「そうまでしてなぜやるのか?」と迫られ、「国民の命を守れなくなったらやめるのは当然でしょう?」と開き直る総理。今がその時ではないのか。
ある夜電話で、悩んでいたNちゃんママとしばらく話しました。ママから事情を聞いたNちゃん、「どうしたらそういう人(私のような政治家)になれるの?」と聞いてきたそうです。
※しんぶん赤旗2021年6月12日付「北海道・東北のページ」掲載のコラムです。