スリランカ人女性ウィシュマさんが名古屋入管で死亡した事件を受け、野党は徹底追及し、入管法改悪案を廃案に追い込みました。
17日には建設アスベスト訴訟初の最高裁判決が出て、翌18日には菅総理が原告団に謝罪。最初の提訴から13年、7割の原告が先だってしまいました。一日も早く裁判によらない救済制度をつくらなければなりません。19日の国交委員会で私は、国会に来てくれた原告が、電車の中でせき込むと嫌な顔をされるので「コロナではありません。私はアスベストです」という札を下げてきた、という話を紹介。どんなに本人も家族もつらい日々でしょうか。
青森県竜飛岬にあるトンネルじん肺根絶の碑。2010年9月、私も建立式に参加しました。東北新幹線が盛岡止まりだった時代、特急から乗り換え時間は7分ほど。被告側弁護士は、「原告らがもし本当にじん肺だというなら、わずか7分で乗り換えられるはずがない」と追及。しかし原告らは「その通りです。だから私たちは余裕もって、1本遅い新幹線に乗って来ました」と述べ、被告側をぎゃふんと言わせました。
政治はダイナミックに動きます。そして本当に、政治を転換するチャンスが間もなく来ます。