「コロナの収束状態とはどういう姿か?」内閣府政務官「一律に定義することは困難・・」17日の国交委員会でのやりとり。尾身茂分科会会長が参院予算委員会で、「季節性のインフルエンザのようになっていく。それまでには2~3年かかる」と答えていました。まさに自分の考えと一致しています。政府も同じか?と聞いても、「コメントは差し控える」と、答えられませんでした。
政府は19日、4都県の緊急事態宣言の解除を決定。感染は下げ止まりもしくは増加傾向、変異株もある中で、「打つ手がないから解除」なのでしょうか。第4波は必ず来ると思うし、収束の姿を示し、2~3年ならそこへ向かって腰をすえた対策を考えなければと迫ったのです。
GOTOトラベル予算は約1兆3300億円が残っています。私はそれをトラベル交付金にして都道府県に配分し、感染拡大の地域では宿泊関係の「休業や減収の補てん」に使い、そうでないところは「県内旅行を応援」というように、地域の実情にあわせて使えばよいと質問しました。赤羽国交大臣は、GOTOトラベルは全国一斉の事業だが、私のいうように地域によって感染状況が随分違っており、知事らから「県単位で観光支援を頑張ってくれ」という要望があると答えました。私は、「大臣、考えていることはほぼ一緒じゃないですか?」と。
各県に配るなんてできるわけがない、などと今までムキになって答弁していた大臣が、私の提案を認めざるをえなかった?