19~20日、岩手県盛岡市で第63回日本母親大会が開かれました。10700人の参加、20日付岩手日報は見開きで、分科会や被災地視察の様子などを詳報。2日目全体会では、達増知事と谷藤盛岡市長が来賓挨拶。知事と市長が揃って参加したのは、大会史上初だと!
初日の分科会では、1955年スイスのローザンヌで開催された第1回世界母親大会に岩手の農村から参加した土川マツエさんや、田野畑村の保健師で、原発誘致をやめさせた岩見ヒサさんなど、「男女平等の扉を開いた岩手の女性たち」と題した特別分科会に参加。土川さんをスイスに派遣するため一円玉のカンパを集めて80万円の旅費をつくったなど、どの話も心に響きました。
フォトジャーナリスト安田菜津紀さんの講演、盛岡さんさ踊りをかぶりつきで見れたこと、各地の参加者から高橋さん!と声をかけてもらったこと、などなど感激の連続。200人超える青森県の代表団と行動を共にし、初日の夜は腹をかかえて笑ったり、交流しました。20代の頃から様々な集会の実行委員としてお世話になった先輩も勢ぞろい。自分は、こんなに沢山の皆さんに育てられたと、心の底から思いました。
扉を開いた女性たちは、ここにもいる。全国にいるのです。