毎日、予算委員会室に座り、理事会、野党協議、党の論戦会議などに追われています。激しい批判と野次の応酬、総理の挑発的な答弁。「選挙近し」ということか。
公明議員が共産党の学費プラスターについて「国立大の学費が16年後53万→93万円」という数字はうそで「若者を惑わす宣伝だ」と攻撃。総理は「決まってもいないことを書くのはデマゴギー」と応じました。
私は緊急に理事会を開かせ、「反論できない場面でやるのは問題」「決まる前にやめさせようというのが運動だ。それがいけないというのは承服できない」と発言。公明党も、「自分たちも署名はやる」と認め、わが党も言葉足らずを認め、同日ホームページを修正しました。
翌日、デマだと攻撃したおおさか維新の質問に、安倍総理は私の顔を見ながら「共産党がすぐに修正されたことは敬意を表する」と答え、「でも字が小さすぎて老眼には見えませんね」と笑いを誘って、その場を収めました。
10日は畑野君枝議員が登壇。国立大学の運営費交付金が減額されようとしていること、学費値上げも「聖域ではない」と麻生大臣に認めさせました。畑野さんの緊張が伝わってきて、泣きそうでした。今年は新人議員も知恵と力を出し合い、たのもしいチームです。きっと、どんな困難も攻撃ものりこえられるはず。
※しんぶん赤旗2016年2月13日付「北海道・東北のページ」のコラムです。