全国86の国立大学などによる国大協と党との懇談がありました。財務省が国立大学の運営費交付金を毎年1%減らすといい、それを学費で補うとすれば40万円も増えることに!日本共産党は学費値上げ反対のアピールを11月に発表、1日には畑野君枝議員が質問に立ち、馳文科大臣も「一律削減ありきの考え方に反対。」と明言しました。
10年前、母校弘前大学の遠藤学長(当時)が血相変えて国会の部屋に飛び込んできました。「学費値上げはやめて!」授業料減免者が増え、財源を圧迫しているのだと。この時は石井郁子さんが予算委員会で、国際的にも日本の教育予算が最下位クラスであると厳しく追及してくれました。
私が入学したのは78年、もし翌年なら授業料は倍増したため、絶対無理だったと思います。育英会と町独自の奨学金、最安の学生寮とアルバイト暮らし。今の学生はそれから3~4倍の学費と親の経済状況悪化の中で苦しみ、奨学金という名の巨額の借金を背負わされています。党のアピールは各党の文科委員にも歓迎されたそうです。国大協も猛烈に要請行動を行っていますが「この提案に賛成な人は財務省以外には知らない」と話していました。まさに一点共闘ですね。