6年前家族の会から様々な実態を聞いて、質問しました。労災認定への道のりは家族を容赦なく傷つけます。「1週間のうちに何度も出張し、ストレスがたまっていた」と言えば、「酒を飲んでいたからいいじゃないか」と言われる。「持ち帰り残業が多かった」というと、「自宅でリラックスしながらやれるからいい」とか、夫婦生活をしつこく聞かれるなど、家族を失った上になぜこんな仕打ちをされるのかと!この時政府は、過労死ラインの月80時間超える残業の割増賃金は5割、しかし休日にふりかえてもよい、としました。私は、「120時間以上残業してようやく1日休める計算。これじゃ先に死んじゃうよ!」と怒りをぶつけたのです。
今また、政府の成長戦略に残業代ゼロの働き方をいれるといいます。これ以上の犠牲者を出すな。生まれたばかりの法律がいきなり試されるときです。