医療介護連携法案の審議がはじまりました。急性期病床を36万から18万床に削減し、特養ホームの入所を介護度3以上に限定し、要支援の方たちの訪問介護や通所介護を介護保険からはずし、地方自治体にゆだねます。医療も介護も個人と家族に責任を押し付ける重大な法案であり、絶対反対です!
24日、日米首脳会談の日、安心の医療介護を求めるヒューマンチェーンが国会を包囲、5000名の参加で成功しました。呼びかけ人の方たちと厚労省に申し入れ。集まったのは、医師や施設の経営者、政府の審議会委員もいます。「もう地域は壊れていて、受け皿にはなれない」「認知症の夫がJRにひかれたのは妻の責任という裁判。妻も要介護者なのに」など、怒りの告発が相次ぎました。私は翌日、「脳梗塞で倒れ、今日明日の命と言われた義姉が一命をとりとめた。しかし、次の転院先はみつからない」という声を国会でとりあげました。大臣は、「自宅で医療と介護を安心して受けられる体制づくりを整備するのが目的」と答えましたが、何を言っているのか!と当事者たちの声が聞こえてきた気がしました。