ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
活動日誌

野党合同の現地調査(イージスアショア)

〇陸上イージス 秋田・新屋ありき追及/野党が合同現地調査

 陸上配備型ミサイル迎撃システム「イージス・アショア」の配備が狙われている陸上自衛隊新屋(あらや)演習場(秋田市)をめぐり、野党合同の現地調査が14日、行われました。日本共産党から穀田恵二国対委員長、高橋千鶴子衆院議員が参加しました。

 イージス・アショアをめぐっては、新屋を「適地」とした防衛省のデータの誤りが明らかになっています。加えて、13日に国会内で行われた野党合同ヒアリングでは、新屋以外の国有地は津波対策が必要のため「不適」としていたにもかかわらず、防衛省が新屋でも津波対策で土地のかさ上げが必要と認めました。

 現地調査で野党側は「結局、新屋ありきではないか」と追及し、演習場内の立ち入り調査を求めました。しかし、ゲート前で対応した防衛省は、「演習の準備のため」として立ち入りを拒否。野党側は「これでは国会で審議できない」と厳しく批判しました。

 この後、野党議員は地元住民らと懇談。新屋勝平地区振興会の佐々木政志会長は「16の町内会が反対で一致した。全国の人にこの問題を知ってほしい」と訴えました。さらに、「このままでは住む人がいなくなる」「有事に攻撃対象になる」「周囲に多くの学校がある。人殺しの兵器が子どもたちのすぐ近くに置かれる」などの不安が語られました。

 立憲民主党の辻元清美国対委員長は「電磁波、津波、有事の危険などに加え、地域が壊されてしまう。国会でしっかりただしたい」と表明しました。穀田氏は「防衛省は『他国との関係』を理由に新屋選定に関する資料を黒塗りで提出した。『新屋ありき』ですべてを隠している」と指摘。国会・住民の団結でイージス・アショア配備撤回を呼びかけました。

 立憲民主党の本多平直、寺田学両衆院議員、国民民主党の日吉雄太国対委員長代理も参加しました。

(しんぶん赤旗 2019年6月15日付)

新屋演習場前で防衛省から説明を受ける=14日、秋田市内
地元住民との懇談=14日、秋田市内

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