国会中継を見ました、非常に真面目な質問で、好感が持てました。必ず下記の事項を、国会質問して下さい。
さて、東日本大震災の復興計画で、「1兆円も掛けて、巨大防波堤を建設」する事を、ご存知でしょうか、防波堤を建設しても、たった38億円しか、国民資産が守られないと、東京大学公共政策センターが、発表しています。新国立競技場よりも、酷い計画です。
有権者やマスコミ受けをします、必ず重要課題として、国会質問や、マスコミに強く訴えて下さい。下記の記事を読んで下さい、防波堤を建設しても、たった38億円しか、国民資産が守られないのです。
ヤフーの記事から。
タイトル名、海の見えない復興でいいの、総延長400キロの「巨大防潮堤」は、総事業費1兆円。
木村正人 、在英国の国際ジャーナリスト。
建設進む「万里の長城」
岩手県から宮城県、福島県まで総事業費約1兆円、計約600カ所、総延長400キロメートルの、防潮堤が建設される。400キロメートルと言えば、直線距離にして東京―大阪間に、匹敵する。そこに最大高さ15.5メートルの、防潮堤を築く計画。
1896年の明治三陸地震、
1933年の昭和三陸地震、
1960年のチリ地震の津波、
からそれぞれの地域ごとに、シミュレーションを
実施して、津波を防げる防潮堤の高さを、算定
した。
津波が防潮堤にぶつかった際の、せり上がりを
想定して、防潮堤の高さを設定する。
岩手県では、6.4~15.5メートル、
宮城県では、2.6~14.7メートル、
福島県では、7.2~08.7メートル、
の、防潮堤が造られる事に、なった。
360億円の巨大防潮堤で、守られるのは、
僅か37億円。
しかし、岩手県や宮城県では、それぞれ事情が
異なる。
岩手県では、最大2.4倍、
宮城県では、最大6.5倍、
というかさ上げとなる事や、一部の地域で住民との
合意が十分でなかった事が、背景にある。
宮城県七ヶ浜町の編み物クラブ、「ヤーン・ア
ライブ」でメンバーの主婦、星まゆみさん(54)
らから話をうかがった際、「防潮堤で逆に海が
見えなくなって怖い」、という不安の声が
聞かれた。
宮城県気仙沼市の小泉海岸。松原の前に白い砂浜が
広がり、絶好の海水浴場だった。サーフィンにも最適
で、「白砂青松100選」や環境省の「快水浴場百選」に選ばれた事もある。しかし、東日本大震災の
影響で現在も休業している。
小泉海岸は、東日本大震災で高さ20メートルもの
津波に襲われた。同地区の小泉海岸では海岸線が
200メートルも後退し、松原や砂浜が消失した
そこに高さ14.7メートル、底辺90メートル
の、巨大防潮堤を建設する計画が、進んでいる。
1993年の、北海道南西沖地震による津波で
被災した北海道・奥尻島には、津波対策として
最高10メートル、総延長14キロの、防潮堤
が築かれた。
しかし、風光明媚な海岸線が一変し、観光業が
打撃を受けた。漁業も高齢化や後継者不足に
苦しめられている。
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か、直接手渡して下さい。