我が国は自由に発言できるし、自由な行動もできる。世界にはこのような自由が保障されていない国も多い。その意味では幸せである。
これは一朝一夕にできたものでなく、先人たちの多くの犠牲のもとにできたものである。
それなのに折角の自由も放棄して、口を閉ざし行動を忌避している国民が多い。
多くの国民は、現在の社会に大きな矛盾があることを気づき始めている。それなのに行動をしない人たちを愚かだと批判するのは簡単だ。ただ、これらの人たちを動かさないことには社会が変わらない。
活動の中心を、これらの人たちがどんな社会になるのかを望んでいるかを据える必要がある。高橋さんたちの活動が、近年は多くの人たちに理解できるように変わっていることは理解できる。でもまだ理想の殻を覆っているように見える。理想の殻を放り捨て、多くの人たちに近づくことができた時に、我が国が変化できると思っている。
青森県黒石市在住 りんご農家
木村徳英