高橋さんとの出会いは、2007年のことでした。
その当時まだ広く知られていなかった外国人技能実習生の問題をいち早く国会の質疑で取り上げていただきました。言葉の問題もあり、声の上げられない技能実習生の立場に立った質疑にベトナム人実習生たちからも「チヅコサン、スゴイ。ウレシイ。アリガトウ」と感謝の声が寄せられました。
東北の外国人技能実習生は18,000人にのぼります。ベトナム、中国、フィリピン、インドネシアなどの実習生たちは、農業、水産加工、建設、製造業など東北の産業を支えています。
一方で、「外国人だから」と、給与不払いや、残業強要などが後を絶ちません。
技能実習生と受け入れ企業、東北の産業を支える高橋さんの活躍にますます期待をしています。
福島大学教授
坂本恵