ちづ子へのエール住民とともに(質問のエピソードと会議録など)
ちづ子通信

ひとりの声を大切に

 1日、石破新総理が誕生。総理になる前から解散に言及し、「納得と共感」内閣ですか?私に言わせれば「忖度(そんたく)と妥協」内閣です。自民党延命のため選挙の顔として誰がふさわしいか(妥協)と、総理になるためにはあれこれ言わない(忖度)ということか。選挙できっぱり審判を下しましょう。

 岩手・一関民商を通して訪問看護ステーションを経営している会員から相談を受けました。今年度の診療報酬改定で、新しい加算に気づいたときには申請期限が過ぎていたのです。厚労省に問い合わせると、「締め切りは締め切り」と冷たい対応でした。私は事情を聞いて、「看護師3人の零細事業所で、看護師兼事務長兼社長という実態。周知徹底したとはいえない」と指摘。厚労省は、その後ほかからも相談が寄せられて「再請求すれば6月1日に遡及(そきゅう)して支払う」と通知を出したと私に連絡をくれました。「零細事業所にとって、加算をもらえるかどうかは経営の存続にかかわります」と。それは私が言ったセリフと同じ。ともかくこれで、2カ月分の給料に匹敵する加算を受け取ることができたのです。ほっとしました。

 国会議員は法や制度を一言で変える力はありません。でも、ひとりの声は多くの人の声かもしれないと思って、理不尽なルールを変えよと迫ってきました。諦めなくてよかったと思うと同時に、「政治は変えられるし、変えよう」と心から訴え、頑張ります。

※しんぶん赤旗2024年10月5日付「北海道・東北のページ」のコラムのタイトルを変更して掲載しています。

▲ このページの先頭にもどる

高橋ちづ子のムービーチャンネルへ
街宣予定
お便り紹介
お問い合わせ
旧ウェブサイト
日本共産党中央委員会
しんぶん赤旗
© 2003 - 2024 CHIDUKO TAKAHASHI